【陶器に対するご理解とお願い】
陶土にはいろいろな色や種類があり、釉薬との組み合わせでいくつもの表情が生まれます。
陶器の温かみを生かすために手作り、手作業の部分が多くあり、工業製品のように同一になることはありません。
窯の温度変化による多少の色の違い、釉薬の細かいヒビ(貫入)、ピンホール、鉄粉、垂れなどは陶器の味としてご了承ください。
ひとつひとつ違った表情をみせる、手作りならではのあたたかみのある風合いを楽しみたい方におすすめです。
陶土で焼かれた器は吸水性のある土ものです。
土ものは同じうつわであっても、土や釉薬の中に含まれる天然鉱物などの影響で
焼きあがりはひとつひとつ微妙に色、形、大きさなどが異なります。
掲載サイズは目安としてご参考ください。
また、商品写真はサンプルとなりますため、お届けするお品は、細部まで全く同じものではございません。
ご理解頂いた上でのご注文をお願いいたします。
※お客様のご都合によるキャンセル・返品・交換はお受けしておりません。
ご購入前によくご検討いただきますよう、お願いいたします。
【はじめて陶器のうつわをお使いになる方へ】
「和陶器」は長く使えば長く使うほどに器そのものに味わいがでてきます。
陶器のうつわと長く付き合うためのちょっとしたコツをご紹介します。
陶器は、吸水性が高いという性質があるため、お料理の汁気などによって使うほどに風合いが変わっていくものが多いです。
うつわをおろす前に、「目止め」をすると、表面の隙間に色素が入りにくく、効果的だといわれています。
【粉引のお取扱いについて】
※長くお使いいただけるよう、ご使用の前に必ずお読みください。
土物陶器は吸水性が強く、釉薬の粒子の隙間に茶渋や飲み物の着色が入りやすい特性があります。
粉引は素地も釉薬の化粧土にも吸水性があり、斑点のようなシミが現れる特徴がありますが、乾くと消えます。
何度も使用していくと汚れが付き消えにくくなりますので、目止めを行って下さい。
◇◆◇◆◇はじめてお使いになる前に目止めの処理を◇◆◇◆◇
※種類によっては、陶器であっても、目止め不要・煮沸不要の場合もございます。
各商品ページをご確認ください。
1.鍋に器がかぶるぐらいの米のとぎ汁を入れ火にかけます。
2.10〜20分ほど弱火で煮ます。
3.鍋につけたままゆっくりと常温に戻し、水洗いしてからよく乾かしてください。
陶器は、粒子が粗く目に見えない小さな穴が無数にあるため、吸水性があります。
その穴を、米のとぎ汁の粘りが埋めてくれて、衝撃や汚れに強くなり、シミやにおいがつきにくくなります。
※吸水性が高いため、水分を含ませただけで表面にシミのように見えるものが現れる場合がありますが、しっかりと乾かしていただくと、消えます。
(特に「粉引」のうつわによく見受けられます。)
※煮沸の際、土ものは硬度がなく柔らかいものが多いため、器同士がぶつかったり、衝撃を受けるとと欠けやすい性質があります。
重なったりぶつかったりしないようにしてください。
◇◆◇◆◇料理を盛りつける前に◇◆◇◆◇
乾いた器は汁気を吸収しやすくシミの原因になります。
料理を盛りつける前に、器を水にくぐらせるだけでも、シミや汚れの防止になります。
◇◆◇◆◇収納するときに◇◆◇◆◇
器のご使用後は、なるべく早く洗ってしっかり乾燥させてください。
乾燥が不十分ですと、カビやにおいの原因となります。
つけおき洗いはお避けください。
重ねて収納するときは、同じ材質や形のものを重ねるとキズがつきにくくなります。
キッチンペーパーや和紙などを挟むと、傷を防ぎ、水分を吸収してくれます。
◇◆◇◆◇電子レンジや食洗機での使用について◇◆◇◆◇
【電子レンジ】長時間のご使用は、しみやひび割れなどの原因につながります。
【食洗機】土ものは硬度がなく柔らかいものが多いため、器同士がぶつかると欠けやすい性質があります。
あたため程度のご使用は問題ないものが多いですが、陶器は急激な温度変化に弱いため、できるだけ使用を控えてください。